第五十四條

第五十四條(考試之合理使用) 最後更新日期 95.12.15.

中央或地方機關、依法設立之各級學校或教育機構辦理之各種考試，得重製已公開發表之著作，供為試題之用。但已公開發表之著作如為試題者，不適用之。

▓解說

本條是機關學校辦理考試合理使用他人著作的規定。得依本條合理使用的主體限於「中央或地方機關、依法設立之各級學校或教育機構」，利用目的在於「辦理各種考試」，例如高、普考、特考或大學聯招、國中基本學力測驗、各級學校辦理的各種大小考試，都包括在內。可以合理使用的客體，限於「已公開發表之著作」，但不包括「試題」在內，例如，高中國文老師可以把余光中的新詩當作閱讀測驗的閱讀文章，再加上自己出的題目﹔又例如美術史老師可以將張大千的畫作重製在考卷上，要同學分析其畫風與創作意境等，但是不可以把坊間補習班或出版社所出的測驗卷，直接拿來當作學校考試之用。本條得合理使用的方法限於「重製」，而不及於其他。

本條的合理使用與第九條第一項第五款「依法令舉行之試題及其備用試題」的關係如何？也就是說，受著作權法保護的著作，會不會因為依本條規定被合理使用作成「依法令舉行之試題及其備用試題」後，成為不得為著作權之標的？試題以外的一般著作，有可能被中央或地方機關、依法設立之各級學校或教育機構，在辦理各種考試時，不必經著作財產權人同意，就得逕行重製供為試題之用。若說著作一旦被依第五十四條規定，成為「依法令舉行之考試試題」時，就喪失著作權法之保護，對著作財產權人就更不公平，因為他始終未曾就其著作被作成試題一事，表示過同意。因此，個別著作被作為試題之一部分，若是以試題整體利用而使用到該個別著作，則因試題不得為著作標的，而應可就該個別著作自由利用，但如就被作為試題一部分之個別著作單獨利用，則該著作不應因為成為試題之一部分而喪失其著作權。

▓函釋


二、本法第五十四條規定：「中央或地方機關、依法設立之各級學校或教育機構辦理之各種考試，得重製已公開發表之著作，供為試題之用。但已公開發表之著作如為試題者，不適用之。」，得適用該條文重製已公開發表之著作供為試題之用者，僅限於中央或地方機關、依法設立之各級學校或教育機構辦理之各種考試（不論是期中或期末考試），始得為之，惟已公開發表之著作如為試題，其創作目的在供考試之用，尚不得依上述規定予以重製。 台端為學校編製試題時，如利用的部分屬坊間教科書業者所編製供學生練習測驗卷或學習講義中之試題，係屬非依法令舉行之各類考試試題，自不得依上述規定予以重製，應取得該著作著作財產權人之同意或授權，始得為之，否則，將構成侵權問題。(經濟部智慧財產局93 年 09 月 29 日電子郵件930929函釋)

▓判決

▓相關條文 第九條第一項第五款、第六十三條、第六十四條、第六十五條

第54条(試験問題の適正な利用)

　中央又は地方機関、法に基づいて設立された各級の学校又は教育機構が行う各種試験は、試験問題として用いるために、公開発表された著作を複製することができる。ただし、公開発表された著作が試験問題である場合には、これを適用しない。

＜解説＞

　本条は、機関、学校が行う試験問題における他人の著作の適正な利用に関する規定である。本条に基づき適正な利用ができる主体は、「中央又は地方機関、法に基づいて設立された各級の学校又は教育機構」であり、利用の目的は、「各種試験の実施」にあり、例えば、初級、高級、特殊公務員試験、大学入学共通試験、高校入学共通試験、及びその規模にかかわらず各級の学校が行う各種試験が含まれる。適正な利用を行うことができる客体は、「公開発表された著作」に限られ、これには「試験問題」は含まれない。例えば、高校の国語教師が余光中の新体詩をリーディング試験の読解用の文章とし、自らの出題を追加する、美術史教師が張大千の書作を試験問題用紙に複製し、学生にその書風と構想等について分析させる場合等が考えられるが、世間の塾、予備校等、又は出版社が作成する試験問題を学校の試験用に直接利用することはできない。本条の適正な利用の方法は「複製」に限られ、その他の方法には及ばない。

　本条の適正な利用と第9条第1項第5号の「法令に基づき行われる各種試験問題及びその予備問題」は、どのような関係にあるのだろうか？換言すれば、著作権法の保護を受ける著作が、本条の規定に依拠し、適正な利用として「法令に基づき行われる各種試験問題及びその予備問題」とされたことにより、その後、著作権の目的となることができないのだろうか？試験問題以外の一般著作については、中央又は地方機関、法に基づいて設立された各級の学校又は教育機構が各種試験を行う際に、著作財産権者の同意を得ることなく、試験問題用に複製される可能性がある。もし、著作が第54条の規定により、一旦「法令に基づき行われる試験問題」となった後、著作権法の保護が受けられなくなるのであれば、著作財産権者は、一度もその著作が試験問題とされることに同意を示したことはないのであるから、不公平である。従って、個々の著作において、試験問題とされた部分が、試験問題全体の利用として当該著作が使用されるに至った場合には、試験問題は著作権の目的とならないことから、個々の当該著作を自由に利用できると解されるが、試験問題の一部となった著作の単独利用については、当該著作は、試験問題の一部となったためにその著作権を喪失するとされるべきではない。

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