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第十一條

作者:章忠信
第二節 著作人 最後更新112.12.25.

第十一條(受雇人之職務著作)

受雇人於職務上完成之著作,以該受雇人為著作人。但契約約定以雇用人為著作人者,從其約定。

依前項規定,以受雇人為著作人者,其著作財產權歸雇用人享有。但契約約定其著作財產權歸受雇人享有者,從其約定。

前二項所稱受雇人,包括公務員。

▓解說

本條是在規範受雇人職務上著作之著作權關係。「受雇人」主要係指公司員工、公務員、獨資或合夥之受雇用之人,或其他任何具有雇佣關係之受雇用之人,學校老師應該也是受雇人。此一雇佣關係,不以有書面契約、有無辦理健保為要件,也不問是正式或非正式員工、工讀生,只要在實質上有雇佣關係者,均屬之。

本條之適用以受雇人「職務上完成之著作」為客體,若非受雇人「職務上完成之著作」,則不適用。

原則上,「受雇人於職務上完成之著作」,「以該受雇人為著作人」,「著作財產權歸雇用人享有」,一方面尊重實際完成著作之員工之著作人格權,另方面讓雇用人享有經濟上之利益----著作財產權。在例外之情形,雙方可以約定,由雇用人為著作人,享有著作人格權及著作財產權,在極少數情形下,也可以透過約定,由重要之受雇人為著作人,並享有著作財產權。無論如何,此項但書規定,僅係著作權法為配合工商社會雇用員工完成著作而由雇主取得著作人地位之實際需求所允許之特別約定,並不得使雙方約定由第三人成為「受雇人於職務上完成之著作」之著作人。

受雇人職務上完成的著作,除了依本條之原則,以受雇人為著作人,享有著作人格權,而其著作財產權歸雇用人外,如要作特別約定,僅可約定由雇用人為著作人,享有著作人格權及著作財產權,或在以受雇人為著作人情形下,依第二項但書,約定著作財產權歸受雇人外,不可以約定由雇用人以外的他人為著作人,或由他人享有著作財產權。此外,依此約定僅得為著作人之約定,以及整個著作財產權的歸屬作約定,不得約定不同的著作人格權或著作財產權分別由受雇人及雇用人享有。例如,不可約定姓名表示權由受雇人享有,而公開發表權及禁止不當修改權由雇用人享有,或是改作權歸受雇人享有,其他著作財產權歸雇用人享有。如作此約定,其約定應為無效。如同前述不得約定以第三人為著作人之理由,「受雇人於職務上完成之著作」亦不得約定以第三人為著作財產權人,僅得於依本條規定確定由受雇人或雇用人為著作財產權人之後,再由著作財產權人讓與其著作財產權予第三人。

關於「職務上完成之著作」,不以在工作時間或地點完成者為限,而重在是否為職務之目的而完成,又若員工為了提昇工作效能,自動地在工作過程中所完成的創作,雖然不是雇用人交辦,而是自動自發的努力,但如果所完成的成果構成著作權法保護的著作,仍屬「職務上完成之著作」,應以員工為著作人,但著作財產權歸雇用人享有,所以員工離職後應該不能自行重製轉作他用。也許有人會認為這樣並不公平,能者多勞而無穫,但這不是靠著作權法來解決,而是老板要想其他方法來鼓勵員工創意與積極主動,否則人才就留不住,造成公司機關損失。而失去工作上創作著作財產權的員工,卻有在到處都能發揮的創新能力。

受雇人工作中必須完成許多職務上的著作,如果希望對於這些著作的著作權關係作特別約定,就應特別提出,另作安排,這樣也許受雇人對於創作會更全力以赴,而不會僅是例行公式地虛應故事;當然,雇用人如果為激勵士氣,或是基於特別專案之考量,也可以對於著作權關係作特別約定。

又依本條規定,由實際創作人以外之雇用人取得著作人地位或取得著作財產權,都不是繼受取得,而是原始取得,既不違背第二十一條有關著作人格權不得轉讓或繼承之規定,也不是第三十六條的著作財產權之讓與。

▓函釋

(四)有關受雇人(包括公務員)之創作,其著作財產權歸屬問題,應視該著作於何時完成,決定應適用何時之著作權法(以下稱本法),茲分別說明如下:1、著作於81年6月11日以前完成者:依81年6月10日修正施行前歷次本法之相關規定:「出資聘人完成之著作,其著作權歸出資人享有之。但當事人間另有約定者,從其約定。」故受雇人如未與雇用人另外約定著作權之歸屬時,雇用人(包括機關、部隊)對該著作享有著作財產權。2、著作於81年6月12日以後至87年1月22日以前完成者:依81年6月10日修正施行之本法第11條規定:「法人之受雇人,在法人之企劃下,完成其職務上之著作,以該受雇人為著作人。但契約約定以法人或其代表人為著作人者,從其約定。」則受雇人完成之職務上著作,如無約定,則以受雇人為著作人,享有著作人格權及著作財產權;如有約定法人為著作人,則由法人享有著作人格權及著作財產權。3、著作於87年1月23日以後完成者:依87年1月21日修正施行之本法第11條(即現行本法第11條)規定,受雇人於職務上完成之著作,如無約定,則以受雇人為著作人,著作財產權則歸雇用人享有,如有約定則從其約定。(經濟部智慧財產局95年04月12日智著字第09500022370號函釋)

一、依著作權法(以下稱本法)規定,除職務上完成之著作或出資聘人完成之著作外,著作人於著作完成時享有著作權。於職務上完成之著作及出資聘人完成之著作,當事人亦得約定著作人,如無約定,則以受雇人或受聘人為著作人,如有約定著作人之情形,亦限於約定以當事人為著作人,例如約定以雇用人或出資人為著作人,不得約定當事人以外之第三人為著作人。又出資聘人關係之「受聘人」,如為自然人,固可依本法第12條規定,定其著作人及著作財產權人之歸屬,如為法人,則該法人與其內部之員工係屬雇用關係,其完成之著作應依本法第11條規定(有關職務上完成之著作),定其著作人及著作財產權人之歸屬,至出資人得依著作財產權之讓與或授權關係而利用該著作,合先敘明。(經濟部智慧財產局95年07月18日950718b號電子郵件)

二、原則上創作著作之人為著作人,除有本法第11條所稱「受雇人於職務上完成之著作」及第12條所稱「出資聘人完成之著作」等兩種情形以外。因此,市政府與市府員工間、市政府與非市府員工間有關著作權歸屬的問題,應視雙方係屬上述何種情形而定:(一)如該作者係屬市府員工,且該插圖是職務上完成之著作,則雙方未約定著作權歸屬時,以員工為著作人,市政府為著作財產權人,則市政府身為著作權人自得行使權利(包括著作的重製、上網,及授權他人使用等等),無須再徵得原著作人的同意。如該插圖是市府員工非職務上完成之著作,則應視雙方是否有出資聘人關係存在,其情形與非市府員工完成著作時相同,請參見下述說明。(二)如為出資聘人完成之著作,雙方未約定著作權歸屬時,以實際創作著作之受聘人為著作人及著作財產權人,但市政府可以在出資的目的和範圍內利用該著作,惟並不包括授權第三人利用。(三)如既非職務上完成之著作,亦非出資聘人完成之著作,則以實際創作著作之人享有著作財產權,此時市政府並無利用之權限。(經濟部智慧財產局94年10月21日941021號電子郵件)

依著作權法第11條規定,職務上著作經約定著作權歸屬者,依契約之約定;未約定時,以受雇人為著作人,雇用人則享有著作財產權。所謂「於職務上完成之著作」,是指基於僱傭關係下,受雇人為任職單位業務或經指定完成之工作,屬事實認定問題,須以工作性質作實質判斷(例如是否在雇用人指示、企劃下所完成? 是否利用雇用人之經費、資源所完成之著作等),與工作時間、地點並無必然關係。(經濟部智慧財產局105年10月4日1050922號電子郵件)


▓判決

次按著作人,係指創作著作之人,除著作權法另有規定外,於著作完成時享有著作權(指因著作完成所生之著作人格權及著作財產權),同法第3條第1項第2款、第3款、第10條定有明文。著作人格權係指著作人對於其著作所享有之人格的、精神的利益,且得以受保護之權利,包含『公開發表權』、『姓名表示權』及『同一性保持權』(禁止不當改作權)。我國著作權法固然採行二元制,即著作人格權可與著作財產權分離而獨立存在,同法第11條第1項即就職務著作之著作權歸屬為特別規定:『受雇人於職務上完成之著作,以該受雇人為著作人。但契約約定以雇用人為著作人者,從其約定。』,由於著作人格權專屬於著作人本身,不得讓與或繼承(同法第21條規定參照),是以著作人享有著作人格權,固得合理限制其行使,但具專屬性,著作人縱使死亡或消滅,關於其著作人格權之保護,視同生存或存續,任何人不得侵害(同法第18條本文規定參照)。是依著作權法第11條第1項但書,以契約約定法人為著作人,不論著作人格權與著作財產權均由法人原始取得,而同條項本文,以受雇人為著作人,約定將著作權歸屬法人,則係由身為著作人之受雇人將著作財產權讓與所屬法人,但著作人格權則專屬受雇人所享有。準此,雇用人可依與受雇人之契約約定為著作人,而原始取得著作財產權及著作人格權。(智慧財產法院102年度民著上字第1號民事判決)

▓相關條文 第十五條第一項、第十六條第2項、第一百十一條

第11条(被雇用者の職務著作) 最終更新2007年6月24日

 被雇用者が職務上完成させた著作は、当該被雇用者を著作者とする。ただし、契約により雇用者を著作者とする場合には、その約定によるものとする。

 前項の規定により、被雇用者が著作者である場合、その著作財産権は雇用者に帰属する。ただし、契約により、その著作財産権は被雇用者に帰属する旨約定した場合には、その約定によるものとする。

 前二項にいう被雇用者には、公務員も含むものとする。

<解説>

 本条は、被雇用者の職務上の著作の著作権関係について規定している。「被雇用者」とは、主として会社員、公務員、独立資本又は共同出資の被雇用者、又はその他雇用関係が存在するあらゆる被雇用者をいい、学校の教員も被雇用者である。ここにいう雇用関係は、書面契約、健康保険の有無を要件とするものではなく、正式又は非正式の従業員、学生従業員であるかにかかわらず、実質的な雇用関係が有りさえすれば、すべてこれに含まれる。

 本条の適用は、被雇用者の「職務上完成させた著作」を客体とし、被雇用者が「職務上完成させた著作」ではないものには適用されない。

 原則的に、「被雇用者が職務上完成させた著作」は、「当該被雇用者を著作者」とし、「著作財産権は雇用者が享有」するものとし、実際に著作を完成させた従業員の著作者人格権を尊重する一方、他方では雇用者に経済上の利益----著作財産権を享有させるものとした。例外として、当事者双方は、雇用者を著作者とし、著作者人格権及び著作財産権を享有する旨約定することができる。極めて稀なケースであるが、約定により重要な被雇用者を著作者とし、その者が著作財産権を享有するとしてもよい。

被雇用者が職務上、完成させた著作は、本条の原則に基づき、被雇用者が著作者として著作者人格権を享有し、その著作財産権が雇用者に帰属する、又は特別な約定を設け、雇用者を著作者として著作者人格権及び著作財産権を享有し、又は被雇用者が著作者となる場合に、第二項但書に基づき、著作財産権を被雇用者に帰属させることができる他は、雇用者以外の他人を著作者とする、又は他人が著作財産権を享有すると約定することはできない。その他、この約定は、著作者を定める約定、及び著作財産権全体の帰属に対して約定を設けることができるとするものであり、異なる著作者人格権又は著作財産権の支分権を別々に被雇用者及び雇用者の享有とすることはできない。例えば、氏名表示権を被雇用者が享有し、公開発表権及び不当改変禁止権を雇用者の享有とする、又は翻案権を被雇用者が享有し、その他の著作財産権を雇用者の享有とするような約定は、無効である。

 「職務上完成させた著作」に関して、従業員が業務の効率を高めるために、自発的に業務中に完成させた創作は、雇用者が命じたものではなく、自発的な努力によるものであったとしても、その完成成果が著作権法により保護される著作に該当する場合には、やはり「職務上完成させた著作」となり、その従業員が著作者となるが、著作財産権は雇用者の享有に帰属することになるため、従業員は離職後、無断で複製しその他に転用することはできない。このような事態は、有能な者ほど多く働き、その上何ら報酬がないのは不公平だと思われるかもしれないが、これは著作権法により解決すべき問題ではなく、業務上の創作に対して著作財産権を失う従業員は、むしろ、場所を選ばず発揮し得る改革、刷新能力を備えているのであるから、人材を引き留められず会社組織に損失をもたらさぬよう、雇用者はその他の方法を考慮して従業員の創作意欲及び積極性を奨励するべきであろう。
 被雇用者は業務中に職務上の著作を多く作成するが、著作権関係に関して特別に約定する必要があると考えた場合には、特に別途配慮を申し出ることで、もしかすると創作に全力投球することができ、ルーチンワークにならないかもしれない。当然、雇用者は、創作意欲の激励、又は特別の配慮から、著作権に関して特別に約定を設けてもよい。

 また、本条の規定により、実際の創作者以外の雇用者が著作者の地位を取得又は著作財産権を取得することは、承継取得ではなく、原始取得であり、第22条の著作者人格権を譲渡又は承継することができないことに関する規定には違反しないし、また、第36条の著作財産権の譲渡にも該当しない。

Copyright (C) 2006 Ari Hagiwara (youli@legalio.com)
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